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【お悩み相談】新しい色鉛筆が欲しいけれど悩んで決められない!そんなときは書き出してみて!

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今回は色鉛筆についてのご相談をいただきました。

新しい色鉛筆をセット買いしようかと思っています。

しかし、ネットで調べたり塗り絵仲間さんたちのいろんな意見を聞けば聞くほど、どれを選ぶべきなのか、自分自身はどれが欲しいのか訳が分からなくなって頭が何度もパンクします。

実際に候補の色鉛筆を1、2本バラ買いして試してみても、それぞれに一長一短あって決められません。

ちなみに今気になっているのは色辞典とホルベインです。

色辞典は安くて淡い色など魅力的な色が多そうだけど、淡い色の発色に不安があります。

一方ホルベインは発色が良いけど値段が高いことに不安があります。

私のように実際にバラで買っても決められないのは相当優柔不断なのでしょうか・・・。

悩まれてますね~!!

お気持ちとても良くわかります。

色鉛筆はそれぞれ特徴がありますし、メーカーによっては良いお値段もするので、なかなか簡単には決められませんよね。

さて、今回のご相談に対して、私が「この色鉛筆を買うと良いよ!」と言ってしまうのは簡単なんですが、それだとご相談者さんが本当に満足できる買い物はできません。

大事なことは、「自分は何を求めているのか」をきちんと把握すること

そこで今回は、色鉛筆選びに悩んだときにどのように整理して考えたら良いのかをお伝えしたいと思います。

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整理することは3つ

悩んだときは頭の中だけで考えないで、紙に書き出すことが大切です。

頭の中だけで考えてしまうと、いろんな事柄がカテゴリ分けもされず全て一緒くたにごちゃごちゃになってしまいがち。

書き出すと問題を分けて整理することができます。

書き出すときは不要な紙でもノートでも手帳でもなんでもOK。

とにかく書き出して、客観的に見える形にすることが重要です。

 

書き出すことは主に以下の3つ。

・自分は新しい色鉛筆に何を求めているのか

・各メーカーの特徴やレビュー、塗り絵仲間さんから聞いた使用感

・予算(いくらまでなら出せるのか)

 

詳細はこの後詳しく書きますが、この3つの条件にすべて当てはまるものを買うことができればベストです。

イメージ図はこんな感じ。

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真ん中の全てが重なる部分。

そこに当てはまるものであれば、自分の希望通りの色鉛筆を買うことができます。

ただ、中にはどうしてもどれか当てはまらない部分が出てくることもあると思います。

例えば、あのメーカーの色鉛筆が欲しいけれど、予算が超えてしまうとか。

そんなときは条件に順位をつけましょう。

これは絶対に譲れないという点、ここは妥協しても良いという点をそれぞれ決めます。

数ある選択肢の中で、いかに自分にとっての最善に近づけていくか。

そのためには、書き出して、見える形で順序立てて考えることが必要です。

 

新しい色鉛筆に何を求めるか

自分はどんな色鉛筆が欲しいのかを書き出します。

難しければ、今持っている色鉛筆と比べてどういうものが欲しいかを考えると書きやすいでしょう。

・芯が柔らかい? or 硬い?

・どんな色味が欲しい?渋い色?ビビッド?パステル?

・何色くらい欲しい?

・その色鉛筆でどんなイラストを塗りたい?

・その色鉛筆でどんな塗り方をしたい?重ね塗り?ベタ塗り?

などなど。

色鉛筆を買うときは、どんな商品があるかを調べて、その特徴や金額を見比べて迷うということが多いかと思います。

つまり、候補の色鉛筆からスタートして考え始めるパターンですね。

それで迷ってしまうときは、一度候補の色鉛筆商品とは切り離して、上記のような「自分はどのような色鉛筆が欲しいか」という点からスタートして考えると良いと思います。

色鉛筆の商品ありきのみで考えてしまうと、悩んでいくうちにたくさんの情報に振り回されてしまい、本当は自分は何が欲しかったのかわからなくなってしまいます。

そこで、「自分はどんな物が欲しいのか」という自分の中の基準をきちんと設定する。

候補の色鉛筆の特徴をチェックすると同時に、自分が欲しい色鉛筆の特徴も合わせて書き出すことをオススメします。

目に見える形で書き出すことで、自分が欲しい色鉛筆の特徴に合致する商品を選びやすくなりますよ。

 

ほかの人の意見はどこまで参考にするか

色鉛筆を購入する前に調べる段階で、通販サイトの商品レビューを見たり、SNSで他の方から使用感を聞いたりすることがあるかと思います。

それも色鉛筆を選ぶ際の重要な判断材料の1つです。

 

私は水彩色鉛筆を買うときはAmazonの商品レビューを参考にしました。

というのも、水彩色鉛筆はそれまで1度も使ったことがなかったので、どんな特徴があるのか、どれが良いのかなどはさっぱりわからなかったからです。

商品レビューをどこまで信用するかという不安はありましたが、自分に予備知識がほとんどない状態からのスタートだったので、仕方ないと割り切ってレビューを信じることにしました。

そのときもたくさん書き出して整理して考えました。

それがこちらの記事です。

おそらく今までで1番読まれている記事です。

このとき、ファーバーカステルのアルブレヒトデューラーにとても心惹かれたのですが、水彩色鉛筆初心者がいきなり最高級メーカーを使うのは怖かったです。

こんな良いもの買ってもちゃんと使いこなせるかわからないという不安が大きかった。

最終的に、色数、値段、品質の全て(私にとって)バランスが良かったステッドラーのカラトアクェレルにしました。

ステッドラー 水彩色鉛筆 カラトアクェレル 125 M60  60色

ステッドラー 水彩色鉛筆 カラトアクェレル 125 M60 60色

 

実際購入後は水で濡らさずドライで使うことが多く、水彩らしさを全然発揮できていません。

あのときアルブレヒトデューラーにしなくて良かったと思います(笑)。

このように、自分の予備知識が乏しい状態のときは、レビュー重視で購入するのもアリです。

 

さて、レビューや人の意見をどこまで信頼して良いか不安というときは、多くの人が言っている共通する特徴をピックアップすると良いでしょう。

例えば色辞典であれば、芯が硬いというレビューや感想が多いのではないでしょうか。

トンボ鉛筆 色鉛筆 色辞典 第一集 30色 CI-RTA

トンボ鉛筆 色鉛筆 色辞典 第一集 30色 CI-RTA

 

商品紹介では芯の硬さについてははっきりとは触れられていません。

しかし、レビューや使用感で「芯が硬い」という声が多ければそれは重要な特徴です。

1人だけが言っていると「本当かな」と疑ってしまうかもしれませんが、多くの人が共通して言っている事柄であれば、認識のズレは少なく済むと思います。

 

ただ、レビューや他の方の意見を聞くときに忘れないでほしいのは、あくまで個人の感想であるということです。

先ほど例に挙げた色辞典の芯の硬さ。

硬い芯が好みの方、筆圧が強い方は色辞典を好ましいと感じるかもしれません。

一方で、筆圧が弱い方や柔らかい芯を好む方にとってはあまり良くないかもしれません。

皆さんそれぞれ自分の好みというものがあります。

使用した感想は、当然自分の好みに合うかどうかを前提にした内容になるはずです。

レビューは実際に使用した方の声を聞くことができる重要な情報ですが、それがイコール答えとは限りません。

あくまで各人の意見でしかなく、必ずしもあなたがその人と同じように感じるとは限りません。

レビューや他の方の意見を見るときは、その商品が「あなたの」好みに合うものかどうかという点を忘れずに、あくまで判断材料の1つとして捉え、冷静な視点でチェックしてみてください。

 

私だったらどちらを買うか

せっかくなので、色辞典とホルベインだったらどちらを買うか、私の意見も書いておきます。

トンボ鉛筆 色鉛筆 色辞典 第一集 30色 CI-RTA

トンボ鉛筆 色鉛筆 色辞典 第一集 30色 CI-RTA

 
ホルベイン 色鉛筆 150色 セット 紙函

ホルベイン 色鉛筆 150色 セット 紙函

 

私は塗り絵を始めて3ヶ月経った頃に色辞典をセットで購入しました。

ホルベインはまだ持っていません。

今の私がセット買いをオススメするとしたら、ホルベインを選びます。

 

以前色辞典を使った感想、オススメの買い方を書きました。

詳細はこちらの記事をご覧ください。 

簡単にまとめると、第1、2集はまとめて買っても問題ないと思いますが、第3集は必要な色のみを単品で購入することをオススメします。

また、重ね塗りをしない場合の単色塗りで、淡い色はどれくらいの色みになるのかは、こちらの作品を参考にしていただければと思います。

こちらの作品では使用していませんが、第3集に収録されているベリーペールトーンは単色で塗ると相当色が薄いです。

筆圧が強くてもなかなか色がつかないので、正直不要だと思います。

以上から、色辞典はセットでの購入はあまりオススメできません。

仮にセットで買うとしても、第1、2集のみ。

第3集に収録されているダルトーン10色は良い色なので、単品で購入することをオススメします。

 

もしもセットで買うのであればホルベインが良いと思います。

塗りやすいと評判も良いですし、色も使いやすい色が揃っているのではないでしょうか。

私もそのうちホルベインを買う予定です。

理由は

・柔らかい芯のセットも1種類欲しい

・大好きなインスタグラマーさんが使用している

・色数多い

の3点です。

現在は購入するタイミングを見計らっています。

「今ものすごくホルベインが欲しい!今すぐホルベインで塗りたい!」くらいの状態になったら買うつもりです。

現在は、「いずれは欲しいけど今すぐじゃなくてもいい」と思っているので、自分の欲しいと言う気持ちがものすごく強くなるまで待っています。

 

さて、ここまで私の意見も書きましたが、これもあくまで私個人の感想です。

今までの過去記事では、色辞典を使用してきた経験と自分の好みを前提に、芯の硬さや塗り心地、色み、重ね塗りなどの感想を書いています。

「あなたの」好みや条件に合うかどうかを、冷静な視点でチェックしてみてください。

 

終わりに

いかがでしたか。

今回のご相談者さんはご自分のことを「優柔不断なのか」と言っていましたが、そんなことはないと思います。

使用感もいまいちよくわからず、値段も決して安くはないものであれば迷って当然です。

結局は使ってみなければわかりません。

単品で購入して試すといっても、色によって塗り心地が違うことも多々あるでしょうし、単品購入だけではわからないことも多いと思います。

ご相談者の方もそれがわかっているから、余計に迷ってしまわれたのではないでしょうか。

頭の中だけで全部をまとめて考えようとすると、余計に混乱してしまいます。

紙に書き出して整理するだけでもかなり違うと思うので、色鉛筆選びに迷っている方はぜひ書き出してみてください。

「自分はどんなものが欲しいのか」

自分にしかわからない、自分だけの判断基準をぜひ大事にしてください。

素敵なお買い物ができますように!

ではまた次回~。

 

色鉛筆を欲しいと思う気持ちに関するお悩みはこちら