前から気になっていた鉛筆削り「トガール」を買いました。
このようなポケットタイプの鉛筆削りは昔から上手に削れなくて苦手としていたんですが、この「トガール」はとても良かったのでご紹介します。
「トガール」とは
ポケットタイプの鉛筆削りです。
特徴は、芯の削り角度を5段階で選べること。
色は全5色。
私はピンクを購入しました。
大きさはiPhone6と並べるとこのくらいです。
削りカスは中に収納でき、裏のフタを外して捨てます。
芯の削り具合
では、肝心の削り具合を見ていきましょう。
芯の削り角度は5段階。
パッケージの説明書きによると、色鉛筆は1番か2番がオススメのようです。
今回は、ダイヤルを1番に合わせて削ってみます。
こちらはファーバーカステル・ポリクロモスの色鉛筆。
購入したときの状態でそのまま少し使用し、まだ一度も削っていません。
芯先が少し平たくなっていますね。
これを「トガール」で削ると……
なんということでしょう。
シュッとしました。
なぜか芯先がツヤツヤと輝いています。
違う角度から見るとこんな感じです。
ちょっとこれだけだと尖り具合が足りないと思われるかも……。
この撮影した色鉛筆、たまたまこれ以上削れなかったんですが、使ってみたらきちんと尖っていたので問題ありませんでした。
他にも削ってみましょう。
おお!良い感じじゃないですか!
キリッとしてますね。
ちなみに、この記事の冒頭に掲載したこちらの写真に写っている色鉛筆たち。
こちらも全て「トガール」で削りました。
キンキンに尖っていますよね。
色鉛筆を軽く差し込み、カリカリ回すだけで簡単に削れました。
余計な力も必要ありません。
今までの鉛筆削りとの違い
私が今まで使用していたのがこちらの色鉛筆。
ハンドルを回すタイプです。
削れたらハンドルが軽くなります。
何も考えず、余計な力も入れずに簡単に削れるので、昔からこのハンドルタイプが大好きでした。
このハンドルタイプの鉛筆削りについては、こちらの記事でもご紹介しています。
左が「エンゼル5プレミアム」で削った芯先。
右が「トガール」で削った芯先です。
左の芯先は凶器のような角度ですね。
単純に芯先の尖り具合だけを考えるなら、左の色鉛筆ほどの鋭い角度は必要ないかなと思います。
私がハンドルタイプを購入したときは、芯先うんぬんよりも、とにかくストレスなく楽に削れるという自分の使い心地を最優先して選びました。
その結果、今持っている色鉛筆の大半がこの凶器のような角度に姿を変えています。
苦手なポケットタイプでも削れた!
私がハンドルタイプの鉛筆削りを愛用してきた理由は、使いやすいから。
というのも、ポケットタイプの鉛筆削りは昔から苦手でした。
芯先の、丸で囲んだ芯と木の境目の部分。
私が不器用すぎなのか、力加減がおかしいのか、ポケットタイプを使うとこの境目の部分が不必要に削れすぎてしまい、芯がスポッと抜けてしまうことが度々ありました。
これが本当に嫌で嫌でものすごいストレスに。
それからポケットタイプの鉛筆削りに対しては強い苦手意識を持つようになりました。
「トガール」も最初はダメかなと思っていたんですが、結構良い鉛筆削りらしいという話をInstagramでちらほら見かけて、今回買ってみることにしました。
結果は、買って正解でした。
力加減は考えなくて良いし、軽い力でコリコリ回すだけ。
芯がスポッと抜けるようなこともありません。
「私でも削れる!」と感動しました。
もしかしたら、今まで私の使っていた鉛筆削りが良くなかっただけで、最近のポケットタイプは皆優秀なのかもしれませんが、とにかく「トガール」は良かったです。
5段階の削り角度を比較してみましょう
(2021年7月追記)
せっかくトガールには5段階の角度調整機能があるので試してみましょう。
ここでは油性色鉛筆・プリズマカラーを削ってみました。
プリズマカラーは太さ普通・芯がやわらかく発色のいい色鉛筆です。
実際にプリズマカラーを削ってみた様子がこちら。
トガールの説明によると、1と2が色鉛筆向け。
3〜5は鉛筆向けだそうです。
プリズマカラーは私が持っている色鉛筆の中で1番やわらかく、あまり芯を長く削らないほうがいいような気がしたので、トガールの1か2を使おうかなと考えています。
終わりに
私のように、ポケットタイプ鉛筆削りに苦手意識がある方。
「トガール」は大丈夫ですよ!
鉛筆削りにお悩みの方は、自分の使いやすさも考慮しつつ、ぜひ「トガール」も検討してみてください。
ポケットタイプは持ち運びもできて便利なので、これからたくさん使っていきたいと思います。
ではまた次回〜。
クリアタイプも可愛いですね。
ほかにも鉛筆削りを試しています。レビューはこちらからどうぞ