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線を引くだけでOK!色鉛筆で木目を描こう!

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現在塗っている「憧れのお部屋」。

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こちらのイラスト手前にある板の間。

今回は板の間に木目を描いてみました。

簡単な手順で木目を表現することができたのでご紹介します。

 

ここまでの進捗状況は以下の記事をご覧ください。

 

使用した塗り絵本

 

使用画材

ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆セット 120色 缶入 110011 [日本正規品]

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  • 出版社/メーカー: ファーバーカステル
  • メディア: オフィス用品
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使用色は次の5色。

・271 WARM GREYⅡ

・186 TERACOTTA

・182 BROWN OCHRE

・179 BISTRE

・283 BURNT SIENA

 

この5色でこんな木目を表現できます。

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実際の詳しい手順を見ていきましょう。

 

塗り方

今回の木目を塗るコツはただ1つ。

木の繊維をイメージして、シュッシュッと線を引くこと。

塗るのではなく、線を引く(描く)のがポイントです。

 

こちらの真っ白な板に木目を描いていきましょう。

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①最初に、【271】で適当に線を引きます。

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【271 WARM GREYⅡ】は、少し黄色がかった薄い灰色です。

先日黒髪を塗る際にも灰色を使用しました。

このとき、最初に薄い色で大体の目安をつけることができて便利だなと感じたので、今回も使用しました。

 

②次に、【186】で適当に線を引きます。

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塗る範囲の広さにもよりますが、塗る範囲が小さい・狭い場合は、芯先は尖っていた方が線を描きやすいです。

 

③【182】で適当に線を引きます。

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先に描いた線の上から重ねるように描いても良し。

白い隙間を埋めるように線を引くのも良し。

本当に適当です。

 

④【179】で適当に線を引きます。

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ここまで4色で描いてきましたが、大分密集してきました。

 

⑤【283】で線を引きます。

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5色めの【283 BURNT SIENA】はこの中で1番濃い茶色です。

この色が入ると一気に木目らしさが増します。

この色は他の4色よりもはっきり目立たせたいので、芯先をキンキンに尖らせてはっきり線を描きます。

 

⑥最後に【182】で隙間を埋めます。

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最後だけは、白い隙間を全て埋めるように塗ります。

線を引くようにして隙間を埋めてもOKです。

私は面倒なので、最後だけ上からざっと塗りました。

 

なお、線の引き方は次の図の通りです。

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板の間の奥から手前に向かって線を引くときは、線の始まりは太く、線の終点に向かうにつれて細くなるように、最後はシュッと力を抜きます。

それぞれの矢印のスタート地点から線を引くようにしました。

(板の間奥、板の角部分、板の下部分)

 

木目を描いた板の間と描く前の板の間。

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線を引くだけでこんなに印象が変わります。

ちなみに、全部描くとこんな感じになります。

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板の間っぽくなったかどうかはさておき、木目っぽくはなったかなと思います。

本当はもっとフローリングのようなツヤ感を出したかったんですが、現時点では無理と早々に諦めました。

 

全体で見るとこんな感じです。

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ちなみにこのイラスト、これで完成のように見えますがまだです。

ここから背景を塗り込んでいきます。

ページ自体は昨日完成したので、完成画像はまた後日ご紹介します。

 

終わりに

線を引くだけの木目の描き方、いかがでしたか?

木目もいろんなタイプがあるんですが、今回は楽に描けそうなものにしました。

板の間にたどり着く前に別の箇所でたくさん頭を使ってしまい、もはや線を引くだけの気力しか残っていなかったのです。

ちなみに、今回の木目を見た夫から

「キレイな柾目(まさめ)だね〜」

と言われました。

「柾目って何?」と思ったら、板の木目には「板目」と「柾目」があり、木の切り方によって出る模様が違うようです。

今回のような線を引くだけの模様は柾目。

年輪の模様が波型で出てくるものは板目。

1つ賢くなりました。

使う茶色の色の種類を変えたら、また違った雰囲気の木目も表現できて楽しそうです。

手っ取り早くそれっぽい木目の雰囲気を出したいという方。

今回の塗り方ぜひ試してみてください。

ではまた次回〜。

 

次>「憧れのお部屋」完成紹介記事はこちら

 

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