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「なりたい自分になろう」小林麻央さんがうつ状態の私に気づかせてくれた大事なこと

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小林麻央さんの訃報、残念でなりません。

また元気な姿をテレビで見たいと思っていたので、とてもショックです。

麻央さんのブログを読んで、共感した人、勇気をもらった人、励まされた人、気付かされた人。

今このブログを読んでくださっている人の中にも、きっとたくさんいると思います。

私もその1人。

去年、私は小林麻央さんのブログを通して大切なことに気づかせてもらいました。

そしてそのことが、去年の手帳に書いてありました。

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2016年9月1日。

小林麻央さんがブログを始めた日。

私はそれをネットニュースで知り、早速麻央さんの最初のブログ記事を読みました。

その日、麻央さんのブログを読んで私が手帳に書いたことがこちら。

(敬称略、箇条書きで読みにくいかもしれません。ごめんなさい><)

小林麻央が今日からブログを始めたというニュースを見て、ブログ記事からすごく印象に残った言葉。

・病院の先生から言われたという「癌の陰に隠れないで」

・癌患者であるというアイデンティティが自分の心や生活を支配していたということ

・なりたい自分になろう

 

今自分に必要な言葉のように感じた。

うつ病であることに支配されがちだったけれど、それに支配されず、なりたい自分になること。

その気持ちがあってこそ、病を克服できるのかも。

 

私も今ある症状に怯えることなく、いつでも好きな場所に行って自信を持って好きなことをしたい。

生命力と愛にあふれる自信を持った人間になりたい。

私のアイデンティティを決めるのは自分。

改めてそう強く思った。

 

小林麻央さん、1日でも早く完治して元気になりますように。

 

これを手帳に書いた翌日、私は早速「ぬりえライフアドバイザー」という肩書きを手帳に書き出していました。

そして同月、ブログ1周年を機に「ぬりえライフアドバイザー」の活動をスタートしました。

それより前から、自分にできること、やりたいことをずっと考えていました。

きっと小林麻央さんのブログがなくても、ぬりえライフアドバイザーは始めたと思います。

しかし、あの記事に書いてあった、

「患者であるというアイデンティティ」

「なりたい自分になろう」

この言葉が、当時まだ少し迷っていた私に、しっかりした土台というか覚悟みたいなものを作ってくれたような気がします。

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去年の9月の時点で、私はうつ状態・適応障害と診断されて1年が経っていました。

しかし、内心では病気であることをまだ受け入れきれていない、目をそらしていた自分がいました。

日によって体調が良くなったり悪くなったり。

人がたくさん集まる場所や狭い空間に行くと、息苦しく感じて心臓がばくばくしたり。

自分が病気であることはわかっていて、体もそれを訴えてくる。

でも、気持ちが受け入れきれていない。

認めたくない。

そんな状態だったと思います。

 

そんな中で目にした小林麻央さんのブログ。

「癌患者であるというアイデンティティが自分の心や生活を支配していた」

ハッとしました。

病気の種類は全然違うけれど、私もいつのまにか「うつ状態」であることを気にしすぎてしまっていたこと。

「うつだからできない」ということばかりにとらわれていたことに気づいたのです。

病気になると、病気のことはもちろん、病気の影響でできなくなってしまったことにばかり目がいってしまいがちです。

いつの間にか病気にとらわれて、「治りたい」という気持ちすら持てなくなっていたけれど、麻央さんのブログを見たことで、

私は治りたい。元気になりたい。

治りたいと思ってもいいんだ。

そう気づきました。

 

それから半年以上経ち、私の心境はまた少し変わりました。

以前はうつ状態であることを認めきれていなかったけれど、今はそんな自分も少しずつ受け入れられるようになってきて、こうしてブログにも書くことができるようになりました。

そして、ぬりえライフアドバイザーとして活動する中で自分の得意なことを改めて認識することができました。

私のアイデンティティは、「うつ状態」だけではないと今ならはっきり言うことができます。

自分のアイデンティティは自分で決めることができる。

なりたい自分になれる。

 

小林麻央さんが教えてくれた大切なこと。

忘れずに、これからも自分に問い続けていきたいと思います。

あなたはどんな自分になりたいですか?

 

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