ちづるのもっと!ぬりえライフ

大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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隣接しているモノは異なる色で塗らなきゃいけない?

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現在塗っている「マジカル・タワー」の市場のページ。

前回壁塗りを一通り終わらせ、今は細かい部分を塗り進めています。 

今日は、塗っていてどうしようかと困っていたことがあったのでご紹介します。

 

色のバランスに迷う迷う

壁塗りを終え、現在は窓枠などをピンク色で塗っている最中です。

全体のバランスを見ながら、必要に応じて壁と同じ色も追加で塗っています。

しかしその作業中、どこまでを壁と同じ色で塗るか、どこまでをピンク色にするか、という全体の色のバランスにかなり悩んでいました

 

例えば、こちらの矢印で示した細いパイプのような箇所。

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周りの壁は紫色で塗っているので、パイプはピンク色にしようとしていました。

しかしここまでピンクにしてしまったら、あまりに賑やかすぎるだろうか。

まとまりがなくて色が散らかってしまうんじゃないか。

せっかく建物全体で紫色から青色、水色のグラデーションにしたのに、ピンク色が多いとグラデーションが目立たなくなってしまうんじゃないか。

 

この他にも、下の画像の階と階の間にあるスペースを、青色で塗るかピンク色で塗るかかなり迷いました。

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このイラスト、このように色のバランスで悩む箇所があちこちにあります。

そのため、毎回悩み手が止まり、塗るスピードがますます遅くなってしまいました。

 

無意識の思い込み

Facebookページでは一足先にご紹介していたんですが、先月初めから「マジカル・タワー」の博物館のイラストのページも同時進行で塗っています。

現在塗っている箇所は、エメラルド色をメインに使用しています。

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市場のイラストで色のバランスに悩んでいたとき、このページを見返してふと気付きました。

「隣り合っているものを同じ色で塗ってもいいんだ。」と。

博物館のイラストは、屋根部分をエメラルド色のみで塗ろうと決めていたので、影や濃淡をつけながら塗っていました。

屋根も壁も窓枠も、全て同じ色で塗っているけれど意外と変じゃない。

そのとき、先ほどの市場のイラストのページで、

「紫色の壁に隣接するものはピンク色で塗らなきゃいけない」

隣り合うものは違う色を使わなければいけない

と自分が無意識のうちに思い込んでいたことに気づきました。

 

同じ色で塗ったらバランスが良くなった

「隣り合うものは違う色で塗らなければいけない」と思い込んでいたこと。

屋根も壁も窓も、全て同じ色で塗っても全く変ではないこと。

これらのことに気づけたおかげで、市場のページの方向性が一気に定まりました。

パイプ部分は、色の濃さを調節しながら壁と同じ紫色で塗りました。

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また、階と階の間のスペースも、影をつけたり濃さを変えたりしながら青色に統一して塗りました。

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実は最初にピンク色を塗り始めたとき、妙に色が浮いてしまって違和感を感じていました。

しかし、壁部分に隣接しているところをあえて壁と同じ色で塗ってみたら、浮いていたピンク色が馴染み、全体にまとまりが生まれてきました。

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塗り絵で配色を考えるとき、隣り合うものは異なる色で塗らなきゃいけない、と無意識に思い込んでいたことがわかりました。

もちろん、異なる色を使うと華やかにカラフルに仕上がります。

しかし、私はたくさんの色をバランス良くまとめることが苦手。

たくさんの色を使うと、散らかってまとまりがなくなってしまうのです。

隣り合うものは異なる色で塗らなきゃいけない?

いいえ、そんなことはありませんでした。

時と場合によっては、隣り合うものを同じ色で塗った方が良いこともあります。

「隣り合うものは異なる色で塗る」という謎の強力な思い込みを捨てて、全体のバランスを見ながら配色を決める方が、結果的に満足いく仕上がりになるのだとわかりました。

 

終わりに 

今日この記事を書きながら思い出したことが1つあります。

去年プレゼント企画の塗り絵を塗っていたとき、失敗してお蔵入りした作品がありました。

*失敗作の詳細はこちらの記事の終盤をご覧ください。

当時は、配色やイメージが固まり切っていないのに見切り発車で始めたことが失敗の原因だと思っていました。

しかし本当の原因は、「隣り合っているものは違う色で塗らなきゃいけない」という思い込みにより、全体のバランスがおかしくなってしまったことでした。

去年失敗したイラストは、思い込みを捨てて近いうちにぜひリベンジしたいなと思います。

 

皆さんは、「隣り合っているものは違う色で塗らなきゃいけない」と思ったことはありますか?

もし私のような思い込みを持っている人は、ぜひ一度思い切って隣接するものを同じ色で塗ってみてください。

新たな発見があるかもしれません^^

ではまた次回〜。

 

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