ちづるのもっと!ぬりえライフ

大人の塗り絵(コロリアージュ)を通して、自身の体験をもとに、ぬりえライフをもっと楽しむための情報を発信しています。

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ストーリー仕立ての塗り絵本「アイビーと不思議な蝶」をご紹介

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昨日、ジョハンナ・バスフォードさんの新作塗り絵本「アイビーと不思議な蝶」が届きました。

今までのジョハンナさんの本とは異なり、ストーリー仕立てでまさに「塗る絵本」という言葉がぴったりの塗り絵本です。

ものすごく可愛かったので今日はその内容をご紹介します。

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アイビーと不思議な蝶

コロリアージュブームの火付け役とされている、「ひみつの花園」シリーズの作者、ジョハンナ・バスフォードさんの新作塗り絵本です。

こちらは海外版の装丁。

Ivy and the Inky Butterfly: A Magical Tale to Color

Ivy and the Inky Butterfly: A Magical Tale to Color

  • 作者: Johanna Basford
  • 出版社/メーカー: Penguin Books
  • 発売日: 2017/10/10
  • メディア: ペーパーバック
 

出版社違いで、白地にゴールドの装丁の本もあるみたいです。 

Ivy and the Inky Butterfly (Colouring Books)

Ivy and the Inky Butterfly (Colouring Books)

  • 作者: Johanna Basford
  • 出版社/メーカー: Virgin Books
  • 発売日: 2017/10/12
  • メディア: ペーパーバック
 

そして日本語版がこちら。

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表紙のイラストが大きく変わりましたね。

表紙の色も、カラフルな「ひみつの花園」や「ねむれる森」 とは異なり、「ジョハンナからの贈りもの」と同じような白地にゴールドの装丁になっています。

シンプルでオシャレ。

 

本の横幅は「ひみつの花園」より小さかったです。

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縦サイズは「ひみつの花園」よりちょっと大きいくらいで、「ジョハンナからの贈りもの」と同じでした。

 

ストーリーに沿った内容

この本の最大の特徴はストーリーがあること。

主人公の女の子・アイビーが不思議な冒険の旅に出るお話です。

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各ページ、ストーリーの内容に合ったイラストが描かれています。

物語を読みながら、どんなイラストが描かれているのかを見るのがとても面白いです。

この見開きページは、物語の内容に合わせて左ページから右ページへ流れるようにイラストが描かれています。

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これも物語がある塗り絵ならではですね。

自分で自由に絵本に色をつける楽しみを味わうことができます。

今までの塗り絵本ではお手本がないものがほとんどだったので、色選びに悩む人も多かったと思います。

この本もお手本はありませんが、物語の内容が色選びのとっかかりになるのではないでしょうか。

自由に色を決めても良いのはもちろんのこと。

物語の内容からイメージして色を決めることもできます。

この物語を読んで、皆さんはどんな風に塗るのか。

きっと物語から想像するイメージも1人ひとり異なるでしょうし、個性あふれる作品ばかりになりそうです。

SNSなどで皆さんの作品を拝見するのが楽しみです。

 

あの塗り絵本を連想させるイラストがたくさん

「ひみつの花園」のオフィシャルブログにこんな説明がありました。

ジョハンナのぬりえファンの方にとっては、『ひみつの花園』や『ねむれる森』で印象的だった場面やモチーフがたくさんでてくるのも嬉しいところ!

2冊のアニバーサリーブック的な役割も果たしています。

じっくりイラストを見てみると、確かに!

前半は「ひみつの花園」、後半は「ねむれる森」を思い出すようなイラストがたくさんありました。

なんだか見覚えがあるようなフクロウさん。

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ドラゴンも登場します。

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この辺りの雰囲気は「ねむれる森」を思い出しますね。

 

さらに、今までのシリーズではあまりなかった、机や本棚などの室内のイラストも描かれています。

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様々な種類のイラストが描かれているので、飽きることなく塗り進められそうです。

 

1冊丸々イラスト盛りだくさん

この塗り絵本、カバーを外した本体の表紙、裏表紙、さらにカバー裏にもびっしりイラストが描かれています。

こちらはカバーを外した本体の表紙。

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ページをめくると……

表紙の裏にも豪華なお花のイラスト。

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隣は早速1ページ目の中表紙になっています。

また、裏表紙には紋章のようなかっこいいイラストが描かれています。

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この裏表紙の裏にも、アジサイなどのお花のイラストが描かれていました。

そしてカバー裏は、なんと端から端まで小さなお花や鳥などのイラストがびっしり!

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表紙や裏表紙、カバー裏などはツルツルした紙質なので、塗るとしたらペンが向いているかな?

本体も最初から最後までイラストが盛りだくさん。

1冊丸々無駄なページが1ページもない、なんとも盛りだくさんな塗り絵本でした。

 

ちなみに、昨年コロリアーティストの菅原志希さんが、「ジョハンナからの贈りもの」の海外版の表紙を塗られていました。

色合いや塗り方のバランスなど、とても参考になるのでぜひ見てみてください^^

大人の塗り絵をクリスマスカラーに塗るコツ☆『ジョハンナからの贈りもの』 | 大人の塗り絵を10倍楽しむ塗り方

 

終わりに

「アイビーと不思議な蝶」、いかがでしたか?

先にインスタグラムで海外版を塗っている方の作品を見ていたんですが、実際に内容を見てみたら想像以上に可愛く大変に好みの内容でした。

物語の内容も、「アイビーやたら疑り深い!」と思わず笑ってしまう場面がちらほら。

イラストだけの塗り絵本も好きですが、このようなストーリーを交えた塗り絵本も塗るのが楽しそうです。

早速塗りたい!……と言いたいところですが、現在絶賛「マジカル・タワー」を塗っている最中なので、どこかで区切りがついたら取り掛かりたいと思います。

 

塗るのが楽しみです!

ではまた次回〜。